機動戦士ガンダム
2130話
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う点では天才だ。その凛が魔法――この場合はFate世界の魔法ではなく、ネギま世界の魔法――を習得し、それ以外にも色々な技術を手に入れた。
そんな凛にとって、UC世界の諜報員は……それこそキシリア機関の人間であっても、容易にどうにかする事が出来る。
こと情報操作に限っては、現在のセイラ達にとって凛という存在はなくてはならない存在だった。
もっとも、それは相手が人間だった場合に限った話で、機械の類が関わってくると凛はまともな結果を出せなくなるが。
それに、忘れてはならない凛のうっかり。
……そういう意味でも、しっかり者の千鶴と一緒に組んで行動するというのは最善の選択肢だったのだろう。
その辺りの説明をすると、レモンとマリューはうーん……といった感じで視線を交わす。
この2人にとって、宝具化したニーズヘッグを弄るという点では、凛の意見を聞いてみたかったのだろう。
もっとも、意見を聞くだけであれば通信はどこからでも可能なので、直接見て貰うというつもりだったのかもしれないが。
とはいえ、凛にニーズヘッグを見せた場合……宝具化されたという点では凛に分かりやすいかもしれないが、ニーズヘッグは機械でもあるのだ。
下手に凛が触ると、嫌な予感しかしない。
「取りあえず、俺がやってみる。宝具とかの研究に関しては、エヴァもやってただろ? そっちにも声を掛けたらどうだ?」
「エヴァは、現在ペルソナ世界の京都で旅行を楽しんでるわよ」
「あー、なるほど」
Fate世界の魔術やら宝具は、エヴァが興味を持つのに十分な代物だ。
特に宝具は、俺が金ぴかから奪った物が大量にある。
……まぁ、あれは正式には宝具と呼べないのかもしれないが、それでも本質的には同じ物だ。
それだけに、エヴァなら色々と調べたのは間違いない。
そこからFate世界の魔術とかについても調べ……レモンの研究成果と合わさって、現在量産型Wにガンドを撃てるようにと色々試行錯誤しているのだろう。
もっとも、現在はニーズヘッグの件でそれどころではないようだが。
ともあれ、魔術や宝具に興味を持っているエヴァだったが、そのエヴァも現在はいない。
レモンの話から、ペルソナ世界の京都にいるのは間違いないだろう。
とはいえ、正直なところを言わせて貰えば……ペルソナ世界の京都とネギま世界の京都、もしくはそれ以外の世界の京都で違う場所があるのかどうかは微妙だったが。
いや、歩んできた歴史が微妙に違うのだから、細かい場所が違うのは間違いないだろう。
だが、その細かいところを見て面白いのかと言われれば……少なくても、俺は面白いとは思わない。
「となると、やっぱり俺がやるしかないな」
「そうね。他の機体の件もあるけど、可能な限り人は集めるわ。……という
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