05.猫達は人狼ゲームをするそうです。
第1回 朝起きたら突然、目の前に血塗れの黒猫が居た。でも、実際は猫じゃ無くて人間です。
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
急に飼っている猫の名前を叫ぶ琴葉に、涙と葉月が連携して圧力を掛ける。
「間違いない! 此奴はグレースだ!! 嗚呼、残念だったなぁ!! 真逆、初日犠牲に選ばれてしまうなんてー! ドンマイグレース! ざまぁ見ろ阿呆ゲームマスター!!」
「ま・さ・かぁ!? 此の人は猫に変身できる能力者!!? いや、猫が人間に!!? どちらでも、アタシにとっては最高さっ!! ありがとう世界!! ありがとう黒華妹!!」
「「アーッハハハハ!!!」」
駄目だ、此奴等(琴葉&紗耶香)狂ってる。満場一致だった。
「あの、初日犠牲とは………」
「あー、えっとな? 此のゲーム、『人狼ゲーム』の初夜に、人狼に殺された奴の事だ。俺もあんま良くわかんねぇが」
「あ、ありがとうございます! 葉月さん!!」
狂っている2人を放っておいて、レンと葉月は話を進める。
「にしても、さっさと役職確認しないとだな。話し合い無しで夜になんのは困る」
葉月は完全に2人に背を向けて言う。序でに、耳を塞いで。
「あの、葉月さんはやったことがあるんですか?」宙が聞く。
「嗚呼。結構昔だけどな。相手の思考を読んだり、自分の思考を読ませない為の訓練に使った覚えがある」葉月が答える。
「また、貴方達2人で全部持ってくのー?」アリサが頬を膨らませながら言う。
「彼奴もわかんのか? 昔やらせた覚えはねぇけど」葉月が顔を顰めながら聞く。
「うん………最近、ずっと『人狼ジャッ○メント』ってアプリを」ユリアが呆れた様に言う。
「よし、彼奴殺す」
葉月は拳を強く握った。
「「アーッハハハハ!!」」
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ