第七千二百四話 伝説の大災害
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第七千二百四話 伝説の大災害
スイスはロマーノにある場所に案内してもらいました、そこは遺跡ですが。
「知ってるよな、御前も」
「うむ、ポンペイであるな」
「ここは昔栄えていたんだよ」
ローマ帝国の頃のことです。
「けれどな」
「それがであるな」
「大噴火が起こってな」
そうしてだったのです。
「街全体が壊滅したんだよ」
「恐ろしい話である」
「これ現実に起こったからな」
ロマーノはこのことを強調します。
「当時大騒ぎになったんだよ」
「歴史に残っているである」
「溶岩が街に来てな」
本当に恐ろしいことにです。
「噴火した石が救助に来た船に飛んできたりな」
「リアルであるな」
「そうだったんだよ」
ポンペイではかつてそうしたことがありました、歴史にも残っている火山の噴火による大災害です。
第七千二百四話 完
2018・8・8
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