巻ノ百四十八 適わなかった夢その六
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時もそうしていました」
ここでこのことも話した大助だった。
「そうしていました」
「では天下のことも」
「九度山にいてご存知であったか」
「道理で何かとお詳しい筈」
「これも真田殿のお力であったか」
「そして修行にも出ていました」
大助はこのことも話した。
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