機動戦士ガンダム
2128話
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なくなったりすれば、MSは操縦出来ない……訳じゃないが、以前よりも難しくなるのは間違いないだろう。
だが、レモンの持つ技術力があれば……手足を培養して繋ぐ事も、不可能ではない。
あるいは、生身と変わらない能力や見た目を持つ義手を用意する事も可能だろう。
そうなれば、間違いなく首都防衛隊の面々は戦力となる。
今の状況でも十分に戦力はあるのだが、それでも戦力というのは多い方がいい。
何をやるにしても、数は力なのだ。
……質で量を圧倒するニーズヘッグに乗っている俺が言っても、あまり説得力はないが。
「アクセル、そろそろ行くぞ!」
「ん? ああ、分かった」
コッセルの言葉に頷き、俺はリリー・マルレーンに乗る。
正直なところ、パプア級で移動してもいいんじゃないかと思ったが……俺だけなら、何らかの間違いで連邦軍のパトロール艦隊とかと遭遇しても問題はないが、今回は一般人も多い。
そうである以上、やはり万が一の事を考えて今回はリリー・マルレーンでの行動となる。
「悪いな、いいように使って」
「気にするな。シーマ様が望んでいる事だ。それに……俺も、故郷と呼ぶべき場所は是非欲しいしな」
そう告げ、笑みを浮かべるコッセル。
強面の顔が特徴的なコッセルだったが、笑った顔はそこまで怖くはない。
……いや、コッセルがその辺りを意識しているとは思えないが。
ともあれ……俺達はジオンに見つかるよりも前に、マハルからリリー・マルレーンに乗って出航するのだった。
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