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空に星が輝く様に
376部分:第二十八話 見られたものその七
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 比較的小柄な月美は四人の誰よりも背が低い。それも災いしてか全く抵抗できなくなってしまっていた。そうしてそのうえでだった。
 教室の外に連れて行かれそこから廊下に出る。椎名はその有様をずっと見ていた。そしてだった。
 すぐにだ。自分の携帯を取り出した。
 まずは狭山と津島、赤瀬にメールを送る。次には。
 陽太郎にはだ。じかに電話を入れた。するとすぐにだった。
「何だ、一体」
 陽太郎の声がしてきた。それを確かめてからだ。

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