没伝 キルヒアイスとアンネローゼの最後
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どうしょうもない。ねたです。・夜勤先で書いてます。
休み時間が終了。
本当の後編は明日以降に。
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没伝 キルヒアイスとアンネローゼの最後
「アンネローゼ様!!!」
そう言いながら、キルヒアイスの意識は暗転していった。
光が見える、まぶしい光が。あれがヴァルハラなのだろうか?
はっと気がつくと草原に倒れている自分に気がついた。
おかしい、自分はアンネローゼ様の館の前で撃たれたはずだ。
そう思い体を見るが、打たれた跡が何処にも見あたらない。
アンネローゼ様はどうなったのだ。
そして自分は何故此所にいるのだ。
キョロキョロしていると、
自分の方へ歩いてくる人物が見えた。
よく見ると甲冑に身を包んだ女性のようだ。
その豊かな胸をビキニアーマーで覆っているのが見て取れた。
自分に近づいてくるその女に対して警戒感を持つが、
ブラスターも何もない状態では格闘でしか戦えないのだ。
相手の出方を見るしかないとキルヒアイスは思うのである。
女がキルヒアイスの前に立ち問う。
「そちが、ジークフリード・フォン・キルヒアイスか?」
キルヒアイスも相手に殺気が無い事を感じて、取りあえずは答える。
「そうだそれがなにか?」
「我はヴァルキリーゲンドゥルだ、そちをオーディンの元へ案内しにきた」
「オーディンだって、そんな馬鹿な!」
「本当じゃ、そちの死はイレギュラーなのじゃ、
ラーズグリーズ が誤ってそちの生の糸を切ってしまったのでな、
オーディンがそちを転生させてやろうという訳じゃ」
「転生だって、そんな夢のような事を!」
「事実は事実じゃ、アンネローゼも転生できるそうじゃ」
「アンネローゼ様が、それは本当か!」
「これ声が大きい、これじゃから最近の若い者はいかんのだ、
アンネローゼも誤って死んだのでな、
オーディンが「やばっ」という事で転生させる事にしたのじゃ」
些かいい加減な回答にあきれるキルヒアイスだが、
アンネローゼ様が転生でも生き返られる事に喜びいっぱいである。
ラインハルトの事はすっかり忘れていた。
「そこで、特例措置としてそちら2人を同じ場所に転生させる事になった」
「アンネローゼ様と同じ場所ですか」
更に喜ぶキルヒアイス。
「場所は漫画の世界でリリカルなのはの世界です、其所で夫婦として転生するのです」
夫婦の言葉に嬉しがる。
「では、オーディンの元へ行くぞ」
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