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戦国異伝供書
第四話 治世の功その十
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えか」
「わからぬ。殿は時折な」
 信長の話もするのだった。
「我等がそうだったかとあっと驚くことをされるな」
「それも殿の凄いところですな」
「そうじゃがな」
「ではこの度も」
 松永のこともというのだ。
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