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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica17守られのお姫様〜One day〜
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汗を流す。汗臭くなってた体を綺麗さっぱりにして、「お嬢様方の服は洗濯しておきますね」ってディードが、わたし達が脱いだ服の入った籠を手に更衣室から出て行った。

「みんなー! 僕、先に行って、いろいろ準備を手伝ってくるからー!」

フォルセティってやっぱり男の子だよね。シャワーもパパッと済ませて行っちゃった。けどわたし達女の子は、カラスの行水みたいな適当な真似は出来ないししたくない。格闘少女でも立派な乙女なのです!

「ふぅ、さっぱり〜♪」

「適度な疲労なところに、お腹いっぱいご飯食べたら絶対寝ちゃうよ〜」

「あー、確かに寝ちゃうかも〜」

「ではお2人はお留守番していますか?」

「それは嫌!」「嫌です!」

談笑しながらの楽しいシャワータイムを終えて、アインハルトさんにからかわれるリオとコロナに笑いながら、バスタオルで体を拭きつつロッカーに向かってると、「あれ、もう上がり?」って声が後ろから聞こえてきて、両脇の下からニュッと腕が伸びてきた。そしてわたしの胸を鷲掴んで、ムニムニ揉んできた。

「にゃぁぁぁ〜〜〜〜〜〜っ!?」

思わず叫んで蹲ると、「どうしました!?」アインハルトさんと、「ヴィヴィオ!?」ノーヴェが、タオルを体に巻くことなく裸でシャワールームから飛び出してきた。2人に遅れてコロナとリオも来てくれて、わたしの背後をポカンと見てる。

「うん、とっても気持ち良い揉み心地だった。大きくなったね〜、ヴィヴィオ」

「あなたは馬鹿なの!? 忍び寄った挙句にいきなり背後から胸を揉むなど!」

「ヴィヴィオは一応、我らが聖王陛下なのですよ!」

「セクハラは無いわ〜、さすがに無いわ〜」

振り向けばそこに居たのはシャルさん、トリシュさん、アンジェさん、そしてわたしの肩にバスタオルを掛けてくれたルミナさん、それに「驚かせてごめん。ノーヴェとアインハルトは、とりあえず前を隠そうか」って言って、2人にバスタオルを渡そうとしてるセレスさん、あと後ろの方であくびしてるクラリスさんの6人。みんなが現在の管理世界内にその名を轟かせる有名な騎士だ。

「ヴィヴィオ。あなたも服を着てきなさい。イリスには後で謝らせるので」

「え、あ、はい。じゃあ・・・」

アンジェさんにそう言われたわたしやアインハルトさん達は、ロッカーにしまわれてた服に着替え終えて、正座させられてるシャルさんの前に並ぶように言われた。なんだろ、この公開処刑みたいな感じ・・・。

「イリス」

「・・・はい。えー、ヴィヴィオ。後ろからおっぱいを揉んで、本当にすいませんでした」

(ど、土下座ーーーー!?)

おでこを床にコツンと当てて謝ったシャルさんに、わたしは居た堪れなくなって「もういいです! 気にしてないですから
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