暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第四十八話 命の理由 3
[1/12]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
聖王教会に集められた六課隊長陣。
そこには騎士カリムとクロノが待っていた。
そこで語られる事とは……
魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者、始まります。
outside
聖王教会本部。
その一室にカリムとクロノ、そしてはやてがなのはとフェイトを持っていた。
コンコン
「どうぞ」
ドアがノックされ、カリムが入室を許可する。
「失礼いたします」
ドアが開き、なのはとフェイトが中に入ってくる。
凛とした佇まいで、なのはが直立する。
「高町なのは、一等空尉であります」
カリムに対して敬礼するなのは。
「フェイト・テスタロッサ・ハラオウン執務官です」
なのはに続いて、フェイトも敬礼する。
「いらっしゃい」
カリムが立ち上がり、二人に近づいた。
「初めまして。聖王教会、教会騎士団、カリム・グラシアと申します。どうぞ、こちらへ」
カリムは微笑んで二人を招き入れる。
「失礼します」
一礼し、なのはがイスに座る。
「クロノ提督。少し、お久しぶりです」
フェイトはすぐには座らずに、義兄のクロノに敬礼した。
「ああ、フェイト執務官」
その堅苦しいやりとりを見て、カリムが上品に笑う。
「うふふ。お二人共、そう堅くならないで。私達は個人的にも友人だから。いつも通りで平気ですよ」
気さくにカリムは言う。
「と、騎士カリムが仰せだ。普段と同じで」
「平気や」
クロノとはやてが、普段通りの口調になる。
「じゃあ、クロノ君。久しぶり」
ニコッと笑うなのは。
「お兄ちゃん、元気だった?」
フェイトの言葉に面食らうクロノ。
「う……それはよせ!お互い、もういい歳だぞ」
フェイトの天然の言葉に、クロノは恥ずかしそうにする。
「兄妹関係に年齢はないよ、クロノ」
フェイトは気にした様子もなく、笑ってイスに腰をかける。
和やかな空気が流れた。
「えー、コホン」
一通りの顔見せが終わった段階で、はやてが切り出した。
「さて、昨日の動きについてのまとめと、改めて機動六課設立の裏表について。それから、今後の話や」
パチン!
はやてが指を鳴らすと自動でカーテンが下がり、外からは覗けなくなった。
「六課設立の表向きの理由は、ロストロギア、レリックの対策と独立性の高い少数部隊の実験例」
クロノが代表して説明を始めた。
「知っての通り六課の後見人は、僕と騎士カリム、それから僕とフェイトの母親で上官、リンディ・ハラオウンだ」
モニターに3人の画像が出る。
ここまでは、なのはとフ
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ