第52話 クローディア姫救出作戦
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いんですか?」
「ええ、だからヴァレリア湖をボートを使って移動したわ」
なるほど、リベール王国の中央にあるヴァレリア湖はロレントから王都グランセルまでつながっているからそこを通れば関所は関係ない。
「でもなんでスチャラカ演奏家やリート君達も一緒にいるの?」
「この子達はオリビエに連れられてきたのよ、ここに向かう途中で偶然出会っちゃって帰れと言っても聞かないのよ。勝手な行動をされるくらいなら連れてきた方がいいって判断したわけ」
ジト目で俺とフィーを見るシェラザードさんに俺は思わず顔をそらしてしまい、フィーは口笛を吹きながら知らん顔をしていた。
「ゴ、ゴホン!それでそちらにいらっしゃるのが……」
「あ、紹介するわね。女王様のお孫さんにあたるクローディア姫殿下よ」
「皆様、初めまして。助けに来て下さって本当にありがとうございます」
ペコリと首を下げるクローディア姫殿下に思わず見とれてしまった、綺麗な人だなぁ……
「いえ、そんな姫殿下にそのようなお言葉を頂けるだけでも光栄な限りです。あ、申し遅れました自分は……」
「なんでそんな恰好をしているの、クローゼ?」
自己紹介しようとした俺の声を遮ってフィーがクローディア姫殿下をクローゼさんの名前で呼び不思議そうな顔をして首を横に傾けていた。
「おいフィル、この方はクローディア姫殿下だぞ?確かに髪の色や目の色はそっくりだけどクローゼさんじゃないよ」
「リートこそ何を言っているの?この人はどう見てもクローゼだよ、そうだよね、クローゼ?」
「ふふっ、フィルさんはすぐに分かってくれたんですね」
「当然じゃん、クローゼは大事な友達だしね」
えっ、姫殿下が肯定したということは本当にクローゼさんなのか!?
「クローゼさん……なんですか?」
「はい、お久しぶりですね。リートさん」
マ、マジか……まさかクローゼさんがクローディア姫殿下だったなんて……
「で、でもどうして姫殿下が正体隠して普通の学校なんかにいたんですか?」
「私が姫殿下であることをあまり表沙汰にしたくなかったからです。でもエステルさんも気が付かなかったし意外と分からない物なのですね」
「リートはもっと観察眼をつけることだね」
フンスと胸を張って可愛いドヤ顔をするフィーだが普通姫殿下が正体隠して学園生活を送っているなんて思わないだろう、そんなのは小説の中だけの話だと思っていたよ。
「殿下、ご無事でしたか!?」
「ピューイ!」
俺がそんなことを考えているとそこに親衛隊の体調であるユリア・シュバルツさんと一羽のシロハヤブサがこちらにやってきた。
「シロハヤブサ?どうしてこんなところに…
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