機動戦士ガンダム
2126話
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力を見せないで全面協力しろってのは、虫が良すぎるもの」
となると、やっぱりこの戦争が終わった後でMIP社をルナ・ジオンが引き取るという結果にする必要があるな。
いや、戦後のどさくさとなれば、MIP社だけではなくジオニック社やツィマッド社からも人や技術を引っ張ってこられるか?
その3つの会社以外にも、ジオンには高い技術力を有している会社は多い。
であれば、可能な限りそれらの会社は手に入れておきたい。
となると、最終的にこの独立戦争はジオンではなく連邦の勝利といった形になるのが最善なのか。
この辺り、後でエザリアやレオンに相談してみてもいいのかもしれないな。
幸い……と言ってもいいのかどうかは分からないが、ジオンが戦っているのはあくまでもジオンだけの為であり、スペースノイド全体での為ではない。
もっと言うのであれば、この独立戦争はザビ家の私戦と評してもおかしくはない戦いだ。
でなければ、コロニー落としなんて真似は出来ないだろう。
そんな状況でルナ・ジオンが建国され、スペースノイドの為に戦うとなれば、コロニーの住民も味方に引き込めるだろう。
唯一心配なのは、アルテイシアがダイクンの娘で、ジオンという印象が強い事だ。
まぁ、ルナ・ジオンって国名にもジオンがついてるしな。
セイラも、当然のようにその辺りは覚悟の上でその名称を望んだのだろうし。
ともあれ、ジオン公国の敗戦の未来は決まった。
ただ……後は、どうやって連邦軍と繋がりを作るかだな。
ジオンにはダイクン派のおかげでラルからの伝手があったが……うーん、難しいところだ。
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