第七幕その六
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「それに五人の子供達がいるね」
「ひょっとして噂のオズの名誉市民の?」
「その子達かな」
「そうじゃないかな」
「ええ、そうよ」
オズマは子供達ににこりと笑って答えました。
「この子達がオズの名誉市民のね」
「五人の子供達だね」
「最近話題の」
「その子達なんだね」
「ええ、そうよ。そして私達はね」
オズマは子供達に自分達の今の旅のことをお話しました、そしてです。
オズマは今度はナターシャ達五人に子供達のことをお話しました。
「この子達はホビットよ」
「あっ、物語によく出て来る」
「あの小さい人達ですか」
「とても陽気で人懐っこいっていう」
「人気のある種族ですよね」
「好奇心も旺盛で」
「そうだよ」
そのホビットの一人が五人に答えました。
「僕達がそのホビットだよ」
「そうなのね」
ナターシャがそのホビットに応えました。
「オズの国にはホビットもいるのね」
「そうだよ、色々な人達がいてね」
「ホビットの人達もなのね」
「こうしているんだ」
ナターシャに陽気にお話するのでした。
「この通りね」
「そうなのね」
「そして今ここに来たのはね」
「ジュースを飲みに来たのね」
「そしてお菓子や果物を食べにね」
そうする為にというのです。
「来たんだ」
「私達と同じ理由ね」
「僕達は甘いものが大好きでね」
ホビットはナターシャににこにこと身振りを交えてお話をします、周りには皆が集まってお話を聞いています。
「それで毎日ここに来ているんだ」
「そうなの」
「ここは皆の場所でね」
この辺りに住んでいる人達のというのです。
「僕達も来てね」
「そうしてなのね」
「いつも飲んで食べてね」
「楽しんでいるのね」
「そうなんだ」
実際にというのです。
「そうしているんだ」
「成程ね」
「それでね」
さらにお話をするホビットでした。
「君達も一緒ならね」
「それならっていうのね」
「一緒に飲んで食べて楽しもう」
こう提案するのでした。
「そうしようね」
「ええ、そうしましょう」
オズマもにこりと笑って応えました。
「ここはね」
「皆が一緒になったならね」
「それならね」
「ここで会ったのも縁だし」
「縁は大切にしないといけないから」
「是非ね」
それならというのです。
「ここはね」
「皆で飲んで食べて楽しもう」
こうお話してでした。
皆は実際にジュースを飲んでお菓子も果物も食べてでした、楽しくお喋りもしました。するとホビット達は本当にです。
明るくて人懐っこくて楽しい種族でした、それでナターシャも笑顔で言いました。
「一緒にいてとても楽しい人達ね」
「そうでしょ」
そのナターシャにガラスの猫が応えます
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ