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オズのガラスの猫
第七幕その四
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い出した様にこんなことを言いました。
「この先に面白い場所があるわよ」
「面白い場所?」
「そうよ、川から思い出したけれど」
「川からなの」
「お水、そしてお水から泉とね」
「連想していったの」
「ええ、この頭がね」
 右の前足で頭にある赤い宝石の脳味噌を指し示して言いました。
「そこまで連想したのよ」
「そうだったの」
「それでその泉が面白いのよ」
「どんなの泉なの?」
「幾つかあって全部ジュースが湧き出てるの」
「ジュースがなの」
「そうよ、オレンジや林檎や葡萄のね」
 そうした果物達のというのです。
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