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オズのガラスの猫
第七幕その四
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「実際に物凄く美味しいし」
「不格好でもいざ食べてみるとね」
「この美味しさなら当然だよ」
 カルロスはこうまで言いました。
「アマゾンにもいるけれどね、河豚は」
「外の世界でも川に河豚がいるのね」
「あの川は特別だから」
 恵梨香はガラスの猫にアマゾン川のお話をしました。
「もう海みたいに大きな川だから」
「それで河豚もいるのね」
「アマゾン川っていうと」
 オズマは聞いている外の世界の川のことを言いました、とても広い熱帯雨林の中を流れているその川のことを。
「秘境だっていうけれど」
「オズの国みたいに不思議な場所?」
「そうーー聞いていますーーが」
 つぎはぎ娘とチクタクも言いました。
「オズのーー国にもーージャングルはーーありますーーが」
「あんな感じかしらね」
「もっともっと凄い場所かも知れないわね」 
 オズマはこう二人に答えました。
「あそこは」
「あら、オズの国のジャングルよりもなの」
「ええ、どうもね」
「あそこよりも木々が深くて色々な生きものがいるの」
「そうかも知れないわね」
 実際にというのです。
「あそこは」
「一体どんな場所かしら」
「まあ色々な生きものがいるのはわかったわ」
 ガラスの猫は寝そべってから応えました。
「アマゾンって場所にはね」
「ええ、けれどシベリアと違ってね」
「あんたのお国の場所ね」
「シベリアはとても寒いけれど」
「アマゾンは違うのね」
「とても暑いらしいの」
 こうガラスの猫にお話しました。
「あそこはね」
「それで海みたいに大きな川も流れていて」
「河豚だっているのよ、あとエイとか海豚もいて」
「オズの国の大きな川みたいに」
「あんな感じでね。大蛇も鰐も他の大きなお魚もいて」
「それでジャングルにはよね」
「川に負けない位色々な生きものがいるの」
 そうした場所だというのです。
「あそこはね」
「そうなのね」
「それでね」
 さらにお話するナターシャでした。
「迷路みたいに入るともうわからなくなる場所なの」
「それは凄いわね」
「オズの国にはそこまでの場所はないわよね」
「ジャングルはあるけれどね」
 それでもというのです。
「果たしてアマゾン位かというと」
「違うのね」
「そうかも知れないわね、森は多いけれどね」
「そのお陰で空気はとても奇麗ね」
「そうでしょ、オズの国は空気がとても奇麗でしょ」
「ええ、このことも嬉しいわ」
 ナターシャはガラスの猫に微笑んで答えました。
「本当にね」
「そうでしょ、そうした場所なのよ」
「オズの国は」
「空気も奇麗なのよ」
「お水も奇麗で」
「飲んでも美味しいでしょ」
「色々な川があってね、そうそう」
 ここでふとです、ガラスの猫は思
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