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空に星が輝く様に
367部分:第二十七話 護るものその十
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そういえば話したことないけれど」
「まあ。何よね」
「もういいわ」
 三人はだ。彼等とやり取りをしているうちにやる気を失った。それでここで今日はもういいとさえ思ったのだ。
 それでだ。今度はこう言うのだった。
「帰ろうか」
「そうね」
「それじゃあね」
「帰るから玄関にいるんじゃないのか?」
 今度は狭山が目をしばたかせながら延べた。
「違うのかよ、それ」
「そうよ、その通りよ」
「今から帰るんだけれど」
「悪い?」
「悪くないけれどな」
 また言う狭山だった。目をまたしばたかせる。

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