第59話
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で言って頂けませんか……?」
「ふふっ、ですがレン皇女殿下の仰っている事も強ち間違ってはいませんわよね、あ・な・た♪」
自分達に近づいてからかいの表情を浮かべたレンの問いかけに噴きだしたリィンが慌てた様子でレンに指摘している中、アルフィンは微笑んだ後リィンの片腕に自身の両腕を組ませると共に豊満な胸を押し付けてウインクをし
「………アルフィン?貴女と兄様は夫婦だからそういう事を人前でするなとは言わないけど、せめて時と場合を考えるべきだと思うのだけど?」
「ア、アハハ………」
その様子をエリゼがジト目でアルフィンに指摘している中セレーネは苦笑していた。
「――――見つけました!」
するとその時クロスベル全土の霊脈をティオと共に調べていたエマが目的を達成した事を口にするとリィン達はエマとティオに視線を向けた。
「エマさん、そのまま集中を――――データ変換します!」
そして目的を終えた二人は霊脈の探索を止めた。
「はあはあ………」
「エマ、ティオ主任……!?」
「二人とも、大丈夫か……!?」
息を切らせているエマの様子にアリサは驚き、マキアスは心配そうな表情で二人に声をかけた。
「ええ……確実に”捉え”ました。」
「こちらも、霊力感知のデータ変換が完了しました。皆さん、本当にお疲れ様です。」
「そうか……!」
「これで何とか敵の拠点の目星がつきそうですわね。」
「エマ、お疲れ様……!」
「ふふっ、ティオさんのサポートと皆さんの力があったからです。でもエイオンシステム――――本当に凄い技術ですね。」
「魔術と技術の合わせ技なんて恐れ入ったわよ、まったく。」
「ふふ、お役に立てたならよかったです。これから座標解析に入るのであとはこちらに任せてください。地図情報と共に送りますので一度インフィニティに戻るといいかと。」
「わかった、よろしく頼む。協力、本当にありがとう。」
「ふふ、こちらのセリフです。――――それではまたあとで。」
こうして目的を果たしたリィン達はインフィニティの本社ビルへと戻り始めるとある人物達がリィン達に声をかけた。
〜クロスベル・西通り〜
「あ、ねーちゃんの先生だ!」
「君達は……ケンとナナだったか。」
「そう言えば日曜学校に通っているのでしたわね?」
「うん!たのしかったー!」
「ちぇっ、あんなのメンドクサイだけじゃん。」
リィン達に近づいた人物達――――ナナとケンはそれぞれ日曜学校の事についての感想を口にしたがある事に気づいてリィン達に訊ねた。
「あれ、ねーちゃんは?クルトにアル、ゲルドもいないし、メガネのオジサン、だれ
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