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転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2125話
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そういうのもあるので、必ずしもそうだとは言い切れないのだが。
 次の瞬間、指を鳴らして炎獣を消去する。

「さて、見て貰った通り、俺は色々と特殊な存在だ。……こういう言い方で理解出来るかどうかは分からないが、端的に言って俺は異世界の人間だ」

 正確には人間ではなく混沌精霊なのだが、ここでそれを言えば色々と面倒な事になりそうなのでその辺はスルーしておく。

「異世界、だと?」
「ああ。そして俺がこの世界にやってきて会ったのが、セイラ……アルテイシアだった訳だ」

 正直なところ、サイド7に転移しなければセイラと会う事はなかっただろう。
 その場合、俺はどう行動したか……
 念動力による導きだったり、ミノフスキー粒子を始めとした未知の技術だったり、色々と興味深い世界なのは間違いないが……それでも、ルナ・ジオンのように国を建国するような真似はしたのかどうか。
 やるとすれば、シャドウミラーとしてこの世界に接触する事か。
 連邦、ジオンのどっちに接触したのかは微妙なところだが。
 結局そういう事にはならなかったので、こっちとしては助かったんだが。

「ムウ……いや、アクセルか。お前が異世界の存在だという事は分かった。だが、何故お前がわざわざジオン・ズム・ダイクンの娘に協力してまで新国家の建国なんて真似をするんだ?」
「俺の国……シャドウミラーがあるのは、正確には異世界じゃなくて次元の狭間と呼ぶべき場所だ。そのような場所にあるからこそ、俺達の国は様々な世界と接触して関係を持ってきた。それこそ、現在ではシャドウミラーの本拠地があるホワイトスターは、幾つもの世界のハブ的な場所として使われていて、異世界間貿易も頻繁に行われている」
「……それで、今回はこの世界に目を付けた訳か」
「正確には、偶然この世界にやって来たってのが正しいんだけどな。ともあれ、シャドウミラーというのは高い技術力を持っている国だ。具体的にどれくらいの技術力を持っているのかは……ミロンガ改との模擬戦を見たシーマやラルなら予想出来るんじゃないか?」

 あの戦いでは、結局S-11ミサイルやエナジーウィングのエネルギー放射といった武器は使わなかった。
 にも関わらず、ジオン軍の中でも腕利きと言われている海兵隊、それもシーマのS型含めた12機相手に圧勝したのだ。
 あれは、俺の操縦技術の高さもあるが、ミロンガ改の性能の高さもあれだけの成果を出せた理由の一つだ。
 ぶっちゃけ、S型だろうと何だろうと、ザクではミロンガ改を相手にするのは厳しすぎる。
 それこそ、メギロートでも恐らくザクには楽に勝てるだろう。
 もっとも、それはあくまでも純粋な機体性能での話だ。
 メギロートのAIは100年以上の戦闘経験を持っているが、結局はAIでしかない。
 パイロットの
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