364部分:第二十七話 護るものその七
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写させてもらった。それで窮地を脱したのだった。そしてその宿題はだ。月美はどうだったかというとだ。
「次の数学の授業ね」
「うん」
そのことを椎名に話していた。彼女のノートを出してそれを見せながらだ。
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