暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
9部 ViVid!
6章 たまにはまったりな日常
結果
[1/3]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
 俺は驚愕した。
ヴィヴィオの努力と才能は知っていたが、ここまでとは俺も思わなかった。
ヴィヴィオも気づいていたかもしれないが声と同時に反応して、
先ほどより早く反応した。

 通常なら反応はできない。
なぜなら声というのは意外と気になるものと
無意識の反応とアドバイスで動けた反応では時間の差があるからだ
それがたとえ数コンマの時間であってもその差はすごく大きい。

 俺はシュートを打った瞬間
ヴィヴィオがはっとした顔をして飛んだのを見た。
先ほどよりはるかに速い
これは止められると実感した。

 俺の予想通りに止めやがった。
でも俺は止めたヴィヴィオを見て笑ってしまった。

「くっはははは・・・・・」

 ボールはヴィヴィオの手では無く、腹に当たれば笑ってしまうだろう。
俺はそのまま前かがみになり腹を抱えて笑ってしまった。

 俺が笑いこけていたら周囲もくすくすと笑い声が聞こえてきた。

「ひどいよ・・・綾・・・お姉ちゃん」

「さすがに・・・それは・・・俺にも読めないって・・・くくくっ」

「笑いすぎだと思うけれど・・・」

「ねえ、コロナ、どうしてヴィヴィオはあんなに痛そうなの?
いくらヴィヴィオが耐久力なくても、おかしいよ」

 なにも運動をしてない人が60キロのボールを受けたらすごく痛いと思う
ヴィヴィオ達は幼いながらも格闘家でもある。
あんなに痛がるなんて普通じゃないと思ったんだろう。

 コロナは俺の方を少し見たのでいいよという意味で俺はうなずいた。

「リオ、あれ普通のシュートじゃないんだよ
どのようにければあんなことが出来るのかはわからないけれど、
あのボールスクリュー回転がかかっていたの
それによりボールの威力と伸びそして、
ボールがホップしてたの
本当に綾さんってすごいよね」

 100点満点の解説
これで小学生とは恐れ入る
もう一つ驚愕したのはアインハルトの友人のユミナだ!
学生の頃サッカーの試合
このシュート止められたことも、解明されたこともなかったのに
数回見ただけでばれるとは思わなかった。

「あ・・あのすみません・・・声が出てしまって」

「大丈夫。
声で反応出来るほど、私の本気のシュートは止めれないから
ユミナさんは気にしなくても大丈夫」

 俺がそういいながらヴィヴィオを見ると少しだけ悔しそうな顔が見えた。
多分自分の感が信じられなかったのかもしれない
悩んでいたところにユミナの声があり、無意識的に反応したってところだろうか
無意識に反応できるっていうのはカウンターヒッターには取れも必要だと思う。

「約束通り、ヴィヴィオが勝ったわけだけど」

「綾お姉ちゃんって意地悪だよね」

「ん?
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ