第20話。変人とホムンクルス。
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ン国際空港にもなれてきたな。でもベトナムからは疲れた。
んで舞弥姉ちゃんを待つ。しばらくして合流できた。
相変わらず面倒な道のりを我慢してアインツベルン城に到着。長かった。
「ご苦労だったなシンゴ。」
「おう。余裕だったで。」
爺ちゃんに軽く報告。詳細はもう舞弥姉ちゃんの口から聞いている。
「余裕と言われて、いい気分しないね。」
爺ちゃんが連れてきた達磨スタイルのホムンクルス。なんか新鮮。
「実際、苦戦の苦の字もなかったわ。」
「はっ!返す言葉がないな。」
ぶっちゃけ再起不能にならないように注意してたし。やろうと思えば始めの一撃で終わりだったとは言わない方がいいだろう。
「んで?こいつどうすん」
「うむ。こうなると腕を蘇生するより始めから人体錬成した方がいい。意識がある状態だと星との接合も難しいからな。」
「ふーん。そなら、俺が貰ってもええ?」
「別にかまわんよ。」
「自分もええか?」
「俺か?少年に逆らう気は起きんな。またバラバラにされたくない。」
「そか。ほなよろしゅう。あっ、あと俺の名前は晋吾や。まぁ、呼びたいように呼んでくんろ。・・・・ところで。」
そう言葉を切ったとき、まだ名も与えられていないホムンクルスは嫌な予感が走った。
「機械の体って興味あらへん?」
その時の晋吾の目は、キラキラとマッドサイエンティストのように輝いていた。
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