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空に星が輝く様に
355部分:第二十六話 聴かれたことその十二
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の?」
「もう充分楽しんだから」
 こう言って真実を隠すのだった。そのうえでの言葉だった。
「だから」
「ううん、それだったら」
 月美は椎名の言葉に少し考える顔になってだ。そのうえで白いフードのあるコートを見た。そうしてそのうえでこう言うのだった。

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