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インフィニット・ストラトス《もう一つの第零世代型IS》
第33話打鉄弐式
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ルチオートロックシステムがあり、全て手動でなくても勝手に相手をロックオンするシステムなのだ【主にドラグーンやSSLビット[レーザー]でよく使う】

PCにUSBメモリと打鉄弐式から伸びているUSBコードを指した
その時、簪はあるものに気づいた
それは聖成がPCに指しているUSBメモリの形だった
聖成の持っているUSBメモリは仮面ライダーWにでてくるガイアメモリと同じ形になっており、ちなみにジョーカーのメモリである

簪「聖成、それって…、ガイアメモリ?」

聖成「ん?そうだけど…、もしかして仮面ライダーとか特撮もの興味ある感じ?」

簪「うん、ヒーローものは全般好き」

まさかのカミングアウトであった
ここに来てようやく共通の趣味を持つ仲間(2号)に出会えた
ちなみに1号は空である

聖成「おぉ!よかった!良かったよぉ!全然ヒーロー物好きには合わないから良かった〜!語れる!一晩以上語れる!お嬢さん、語り明かすならこのあとホテルにでも!」

簪「遠慮しておきます」

まぁ聖成は喋りながらも作業をしていた
ってどっからかホテルおじさんが出てきたぞ?

聖成「ふぅ…なんとか終わった、あとはパーツとかを微調整をして組み立てだな」

簪「は、早い…、流石1人でISを作っただけある」

聖成「いやぁ〜それほどでもなんでバレるぅ〜…」orz

褒められた聖成は頭をかきながらそのまま両手両膝を地面につけた

簪「私、一応更識だから」

聖成「そうだった…」

忘れてたのかコラ

簪「でもありがとう、ここまでは1人ではできなかった」

聖成「それはどうも、にしてもなんで1人で組み立てを?」

一番の疑問である
何故か簪は1人で組み立てる事にこだわるのだろうか

簪「それは…、お姉ちゃんがそうだったから…」

聖成「お姉ちゃんっていうと…、あぁ会長のことか…。あの人1人じゃ無理だよ?」

簪「えっ…でも…」

聖成「あの人がなんでもできるのは君を含め周りの人があの人を支えてるかできるんだよ。実際にあの人、生徒会の活動の中でそんなだよ」

1学期から生徒会に入っている聖成は楯無の行動をよく見ているため理解はしている

簪「そう…なんだ…。私ずっと勘違いしていた…。それを理由にお姉ちゃんを避けてた…」

聖成「そうか、早いうちでもいいから謝っといたほうがいいよ」

簪「わかった、その前に」

聖成「こいつを完成させる、だろ?」

簪「うん、そのとうり」

簪が楯無に抱いていた悩みを打ち解ける事ができ、本格的集中して組み立てに取り掛かることができた
その作業は次の日の朝まで続いており



早朝

聖成「……うぇ、いつの間にか寝てた」


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