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雪音クリスの休日
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号泣。人類など捨てて天に帰ったはずの主人が、再び降臨してお言葉を賜り、即座にカディンギル停止。
『宜しい、このまま破滅を続けて、月の破片撃墜に人類が集結などせぬよう、混乱したままの状態を保つのだ』
「仰せのままにっ、もっとご指示を」
 フィーネも補完されてしまって、調の顔なのだがナメクジみたいな顔してヌメヌメ、泣き過ぎて過呼吸起こしていた。
「お慕いしております、われらが造物主よ」
 司令で中の人が造物主の腕に縋り付いて、不敬ながらもフトモモ乗せしたまま、絶対逃がさないようにだいしゅきホールド。
 神の胸の中に飛び込んで、ピンクのシャツで涙をぬぐった。
 神が降臨して、とりあえず人類絶滅とか、フィーネやキャロルが管理するディストピアは中止されたが、神への供物(くもつ)として人類全体の激痛が供出させられる世界が継続する。

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