暁 〜小説投稿サイト〜
雪音クリスの休日
10
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
イア、ファラ、ミカ全員そろっていて、ついでにカリオストロとかサンジェルマンとかプレラーティにティキまで復活。
「パパー、ティキも抱っこして〜〜」
(タスケテ〜)
 フィーネとキャロルとエルフナインと自動人形(オートスコアラー)達が会話している真ん中で、万力みたいな力で抱き締められて泣いている司令。
 さっきから緒川からの葉っぱ通信が続いていて、「カディンギル発射体制」などの絶望的な連絡が続いていた。
 そしてついに、腹の底に響くような発射音が鳴り響き、お好み焼き店ふらわーをも揺るがした。
 リディアン音楽院から旧司令部封鎖地区は徒歩数分。復活したカディンギルがドッカンドッカン発射される音が鳴り響いている。
 緒川からの葉っぱ通信も連続「発射開始」「月表面破壊」「破片落下中」などの人類破滅の足音なんかも聞こえ始めた。
 エルフちゃんズとキャロルは、その破滅を停止抑止する気がない。フィーネの計画に賛同してしまった。
 マリアとクリスは完全無力化済み、調は現在フィーネの器。切歌と響は入院中。

「イミテ〜ウス、アメノ〜、ハ〜バキリ〜、トロン」
 その間に人類最期の希望として、バイクに乗って天羽々斬(あめのはばきり)を装着済みの翼が来たが、エルフちゃん20号がお出迎え。
 天羽 奏(あもう かなで)の魂を召喚して、高山みなみ声と奏顔で語りかけてやると、ふらわー前でバイクが転倒して緒川に追突。
 マリアと同じく膝から崩れ落ちて腰抜かして、ナメクジみたいなヌルヌルの顔になって泣き叫んで、奏?に縋り付いて地面に這い蹲って過呼吸状態。
 補完はされたが歌唱不能になって、シンフォギア装者としてはポンコツになっていた。
「奏っ、奏〜〜〜〜!」
 翼も一瞬で補完されて、エルフちゃんズに完全敗北。

(リディアンの生徒は?)
、もちろん学生全員装者候補で、SONG機関とかマルドゥク機関が集めた子女なので、装者候補であるが適合する聖遺物(シンフォギア)が無い。
 大体人類全部詰んでいた。

 月と言うのは、自転することすら許されない近距離で地球に重力でバインドされているので、表面しか見えない。
 逆に地球も、あり得ないほどデッカイ衛星が張り付いているので、普通の惑星みたいに簡単に極点が移動したりしないし、バトルアスリーテス大運動会の世界みたいに地軸が90度のバーベキュー状態になったり、地軸の延長上に太陽があって、片面だけ向けたまま「北は大火事、南は氷り付いた真っ暗な世界ってな〜に?」にならずに済んでいる。
 もし月が無くなると、ホイホイ地軸が移動して、アメリカとか日本が北極になるのも簡単。
 元々、45億年ほど前の太陽系重爆撃時代に、溶けたままの小ぶりな旧サイズ地球に、火星サイズの惑星が掠って衝突した、と言うのがジャイアントインパク
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ