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空に星が輝く様に
350部分:第二十六話 聴かれたことその七
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そうするというのである。
「気取ったら駄目」
「そうなのね」
「だからここでは気軽にどんどん食べる」
「ええ、わかったわ」
 月美もそのパスタを食べている。そうしながら椎名の言葉に応える。
 そうしてだった。彼女もワインを飲む。その味は。
「あっ、これって」
「美味しい?」
「ええ、とても」
 実際にそうだと答える彼女だった。
「このワインも」
「このワインも飲み放題だけれど」
「それでも美味しいのね」
「飲み放題でも美味しいものは美味しい」
 椎名はまたこう言った。

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