巻ノ百四十七 吉報その一
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行った。そこから大きな何かを振り回すかの様な音が聞こえたからだ。
それでそこに行くとだ、まだにだった。
後藤がいて槍を振るっていた、大助はその姿を見てすぐにだった。
後藤のところに行って彼に声をかけた。
「後藤殿、お久しぶりです」
「おお、これは真田殿のご子息の」
「はい、大助です」
後藤に畏まって応えた。
「お元気そうで何よりです」
「ははは、お互いにな」
「ご無事と聞いていましたが」
「この通りな」
「実際にですな」
「傷は深かったが家臣やここの百姓達に助けられてな」
そうしてというのだ。
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