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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica16-F犯罪者狩り〜Eroberung Flotte〜
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結果、いくつかのマフィアが共同で使うアジトやったってことが判明。すぐに捜索令状を発布してもらい、強制捜査ってことになった。
『――では、高高度からの降下による奇襲攻撃は、30分後の1300時からとなります。各自、準備を整え終えていてください』
各自の降下地点などの再確認なども行って通信は終了。目的の島の周囲20kmには小さな島が点在するだけで、一番小さいLS級とはいえその艦艇を隠すことは出来ひんからな。奇襲するなら自然と高高度からってことになる。
「・・・そろそろですね。はやてちゃん」
「ん。行こか、リイン、アインス」
「はいです!」「はい!」
3人で執務室を出て、艦隊下部にある降下ハッチのある部屋へと向かう。そこには警備部ヴォルフラム付きの警備隊員15名、それに本局武装隊の15名、計30名が整列して待っててくれてた。私ら3人は彼らの前に並んで、「では、これより降下を始める!」って号令を掛けて、全員を防護服へと変身させる。次いでブリッジに降下ハッチを開放するように指示を出そうとしたところで、けたたましく鳴り響く警報・・・レッドアラートや。
「ブリッジ、状況は!?」
『列島の方角より
捕捉信号
(
ロックオン
)
を受けています!』
見つからへんように息を殺して隠れるんやなくて先制攻撃に切り替えたか。私らの捜索から逃れられへんって観念したわけやな。それやったら大人しく投降すれば良かったのに・・・。そうすれば痛い目に遭わずに済んだのにな〜。
「一応、艦船防御は働いてるゆうても、どんな攻撃が来るか判らへん。多少手荒でもええから回避行動を取ってな」
『了解で・・・、あっ! 司令、目標の艦船を確認できました!』
私らの前に大きなモニターが展開。クルーソー無人列島の映像が映し出されて、特に大きな島から1隻の戦艦が出航してる様子が見て取れた。私は「これまでに確認された艦体との照合!」を指示。
『・・・出ました! およそ1年半前に特務零課が交戦、そして破壊した艦船と同じものです!』
シャルちゃん達がまだ特騎隊として活躍してた頃やね。データを見せてもらうとそれは以前ルシル君に教わった、ビスマルク級ってゆう戦艦であることが判った。4基ある2連装主砲の計8門がヴォルフラムとリュッチェンスに向けられたようや。
「回避後、降下ハッチを開放! 私とアインスで戦艦を押さえる! 武装隊、警備隊は島内に突入し、マフィアの逮捕!」
回避行動に若干揺れるヴォルフラム。私からの指示に各隊員は「了解!」と敬礼。とここでハッチが開いて、眼下に広がる海を臨めるようになった。
「まずは私とリインフォースU司令補、リインフォース・アインス司令補の3人で降下。戦艦への攻撃を開始する。その間に両隊に降下するように! じ
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