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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第40話 聖剣を超えろ、祐斗の新たなる力!
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「イノセンスという物は初めて見たけど神器にも劣らない性能を持っているのね」
「イリナばかりに活躍させていたら私の出番が無くなってしまうな、ここは切り札を使わせてもらうか」


 襲い掛かってきたミノタウロスを滅びの魔力で消し去ったリアスはイリナが使うイノセンスの力に感心していた。すると傍にいたゼノヴィアが何を思ったのか武器を持っていないにも関わらずフリードの元に向かっていった。


「ゼノヴィア!武器も持たずに突っ込むなんて無茶よ!?」
「武器なら持っている、とびきりの奴をな……ペトロ、バシレイオス、ディオニュシウス、そして聖母マリアよ。我が声に耳を傾けてくれ」


 ゼノヴィアは右手を前にかざすと何かの言霊を話し出した、するとゼノヴィアの前の空間が歪みゼノヴィアはその歪みに右手を突っ込んだ。


「この刃に宿りしセイントの御名において、我は解放する―――――デュランダル!」


 歪む空間から出されたゼノヴィアの右手にはエクスカリバーにも負けないほどの聖なる波導を放つ聖剣が持たれていた。


「デ、デュランダルだと!?」
「貴様、エクスカリバー使いではなかったのか!?」


 エクスカリバーに匹敵するほどの力を持つ聖剣デュランダル……それがいきなりこの場に現れた事に流石のフリードとバルパーも驚きを隠せなかった。


「残念だったな、私は元々デュランダルの使い手だ。エクスカリバーの使い手も兼任していたにすぎない」
「ありえん!私の研究でもデュランダルを扱える領域にまでは達していないぞ!」
「それはそうだろう、私は人口的な聖剣使いではない。元から使える天然物だ」


 ゼノヴィアは生まれた時から聖剣を使えるだけの因子を持った神に選ばれし者だった、その衝撃の事実にバルパーは言葉を失ってしまった。


「デュランダルは想像を遥かに超える暴君でね、触れた物を何でもかんでも切り刻んでしまうんだ。だから普段は異空間に封印してあるのさ、まあ私が未熟ゆえに扱いきれていないのが事実なんだがな」


 ゼノヴィアはデュランダルを上段に構える、するとデュランダルから凄まじい聖なる波導があふれ出した。


「さてフリード・セルゼンよ、エクスカリバーとデュランダルの頂上決戦といこうじゃないか。私も全力で行く、精々一太刀で死んでくれるなよ!」
「ナメてんじゃねえよ、破壊の聖剣!!」


 フリードは破壊の聖剣の能力を使い巨大な斬撃をゼノヴィア目掛けて放った、当たればひとたまりもない一撃を前にしてゼノヴィアは笑みを浮かべた。


「秘剣、『月牙天衝』!!」


 ゼノヴィアが振り下ろしたデュランダルから膨大な一撃が放たれた、その一撃は破壊の聖剣から生み出された斬撃を軽く飲み込み校庭
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