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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第40話 聖剣を超えろ、祐斗の新たなる力!
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で負けるわけには……!」
「祐斗!あなたたち、邪魔よ!」
「この!メラゾーマ!マヒャド!」
「ガルルルル!!」
祐斗のピンチにリアス、朱乃、小猫、ルフェイ、テリーが反応するが彼女たちは迫り来る魔獣たちを相手にするのに手一杯だ。本来ならこの程度の魔獣たちに苦戦するようなことはないのだがこの魔獣たちはとても強かった、まるでグルメ界の猛獣を相手にしているような気分だった。
「ふふふ、そいつらはグルメ細胞を入れた特注品だ。普通の魔獣とは強さが何倍も違う」
「くっ、これもあなた達の協力者とやらの仕業かしら?」
「その通りだ、あの怪しい人物には最初は警戒したものだが実際にこの光景を見てみると興奮が止まらないよ。グルメ細胞か……聖剣と同じ位好きになってしまったな、この戦いが終わったら是非とも研究してみたくなったよ」
魔獣たちの強さがグルメ細胞だと知ったリアスはコカビエルたちに接触した協力者とは本当に何者なのかと思い始めた。そんなリアスたちをしり目にバルパーはグルメ細胞の素晴らしさや自分の聖剣に対する思いを話し始めた。
「しかしまさかこうして聖剣計画の生き残りと出会う事になるとは……ある意味奇跡とも言えるのかな?」
「何がおかしいんだ?」
笑みを浮かべるバルパーに膝をつく祐斗が怪訝そうな表情で問い詰める。
「おかしいさ、私の研究を完成させてくれた恩人ともいえる君にこうして出会えることが出来たのだからね」
「恩人だと?お前は僕たちを失敗作として殺そうとしたじゃないか」
「確かに最初はそうだった、だがそれは間違いだと気が付いたのだよ」
「どういう事ですか……?」
バルパーの言葉に小猫が首を傾げてバルパーの言葉の意図を考える。祐斗達を失敗作扱いしてころそうとしたのはバルパーだ、なのにどうして恩人などというのか?
「聖剣を使うために必要な因子があることに気が付いた私はある事を思いついたのだ、一人一人の因子を抜き出して集めることは出来ないか……とな」
「……まさか!?」
「これを見るがいい」
バルパーは光り輝く球体を取り出した。
「これは抜きだした因子を集めた物だ、これを人間に入れることによって人工的に聖剣使いを生み出すことが出来ることが分かったのだ。だが教会の連中は非人道的だと言って私を糾弾した、だが結局はそこの小娘たちが証明するように教会は人口聖剣使いの研究を進めていたのだ。ミカエルという天使はしたたかな奴だ、私一人に罪を着せて自分たちは平然と研究資料を奪ったんだからな。まあ殺さずに因子を抜き取るだけ私よりは遥かに良心的かもしれんがな」
「じゃあその因子は僕の同志たちの……!」
「奴らの因子は有効的に使わせてもらったぞ。これはそのお礼だ、受け取る
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