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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第40話 聖剣を超えろ、祐斗の新たなる力!
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こっち側なんだぜ?まあ俺じゃなくてリアスさん側なんだけどよ」
「……!ッソーナ!!」
軽口を言い合いながらお互いをけん制するイッセーとコカビエル、コカビエルの足元に倒れるソーナを見つけたリアスがその名を叫んだ。
「ぎゃはは、感動の再会って奴ですかい?いい展開になってきたねぇ!」
「黙りなさい!ソーナ達に何をしたの!」
「適当に痛めつけて放置してるんすよ、そういえばあの悪魔の男の子は無事でしたか?俺が斬りさいてやったんだけど」
「ソーナが大事にしている眷属の子たちまで……あなたたちは絶対に許せないわ!」
「貴様などに興味はない。さて美食屋イッセーよ、戦いを始める前に人質と聖剣を交換するのかしないのか聞いておこうか」
激高するリアスなど興味ないと言った風にコカビエルはイッセーに話しかける。
「……ゼノヴィア、イリナ」
「ああ、任せたぞ」
「お願いね、イッセー君」
イッセーはゼノヴィアとイリナから破壊の聖剣と擬態の聖剣を受け取るとコカビエルたちの少し離れた場所まで移動して地面に聖剣を突き刺した。
「ほう、そこに聖剣を刺したという事は人質と交換という事でいいんだな?」
「ああそうだ、受け取れよ」
ここに来るまでにイッセーはゼノヴィアとイリナから聖剣を渡してもいいかどうか確認していた、すると二人はなんの迷いもなくイッセーに聖剣を託すことを話した。
流石に驚いたイッセー達だったが二人は「たとえ悪魔とはいえ目の前で救える命を見捨てればそれこそ主は悲しむだろう」「教会の使いとしては間違っているけどイッセー君達はもう大事な仲間だしね」と言ってくれたことに感謝をした、特にリアスは涙を流して二人にお礼を言っていた。
「いいだろう。フリード」
「あいよ、ボス」
フリードは2本の聖剣を持ってくるとバルパーに渡した。バルパーは歓喜の表情を浮かべて2本の聖剣を眺めていた。
「おお、遂に5本の聖剣がわが手に……」
「おい、聖剣は渡したんだ。会長たちを離してもらおうか?」
「いいだろう、受け取るがいい」
コカビエル達はその場から消えると魔法陣の中心に向かった、イッセー達は倒れるソーナ達の元に向かうと安否を確認した。
「ソーナ!大丈夫!?」
「リ、リアス……さ、匙は……?」
「匙君なら治療をして保護したわ、もう大丈夫よ」
「よ、良かった……」
「ソーナ、あなたってば……」
自分がこんな状態になっていても眷属を心配するソーナ、そんな彼女を見てリアスは目に涙を浮かべていた。
「アーシア、ソーナ会長とその眷属たちを回復してやってくれ」
「はい、任せてください!」
イッセーはアーシアにソーナ達
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