炎
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裕を崩さず、右手にチャクラを込め、先程と同じ術を使おうとする。右手に光が収束し、球体となるのを見たレツは素早く炎を全身に纏わせ、防御の体勢を整えた
「爆」
投げられた球体は肥大化し、同時に眩い光を放つ。そして、爆発する
「(爆炎鳥??)」
煙が舞い、その中からレツは鳥を象った炎を王虎に向けて、射出した
「(水鉄砲)」
それは容易く躱され、煙の中から出て来たレツの肩を水の銃弾が貫く。痛みに顔を歪め、立ち止まれば、両足をも撃ち抜かれ、痛みに悶える。立つ事もままならず、両膝をついてしまう
「ぐっ・・・・・・ぐぁぁあっ??!」
痛みによって、集中力が途切れたレツの身体を包む炎が勢いを増す。身体は軋むように感じられ、痛みが支配する。炎を制御することができず、炎が消えるのを待つしかない。その様子を見て、王虎は興が削がれたのか、レツに背を向けた
「炎の暴走か・・・・」
「存外楽しめた・・・また会う時にはその力いただくぞ」
レツはその言葉を聞きながらも、意識が闇に沈む
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