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大阪のつらら女
第二章
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「そうですか」
「はい、アイスキャンデーですが」
「アイスキャンデーですか」
 そう聞くとだ、その女性氷上さんは明るい顔になった。そのうえで晶子に言った。
「有り難うございます、私アイスキャンデー大好きで」
「そうですか」
「嬉しいです、では」
「召し上がって下さい」
「そうさせて頂きます」
「あの、ところで」
 ここで晶子は氷上さんに尋ねた、それも怪訝な顔で。
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