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剣の世界で拳を振るう
キリトさんがシリカちゃんとデートするそうです
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この何処に行くか聞いてなかったね…」

まさに出鼻を挫かれた感じだ。
アスナもどんより落ち込んだ表情。

「何にせよクリアされてるフロアだし、残ったクエストなんぞ些細なもんだろ。
効率とか重視してるアイツの事だ。
決まった訳じゃないけど、クエストやるついでにレベリングもしてそうだな」
「レベリング…もしかして奥に進んだとか?」
「まぁ普通に考えればそうだろな」
「じゃあ行ってみようよ!ここで止まってても仕方ないし!」

落ち込んだり元気になったり、忙しない事…。





saidキリト
 
「ふぅ………」
 
俺は目の前のモンスターにトドメを指すと息を吐いた。
ここまで結構ハイスピードでぶっ通して来たが、そろそろ休憩を入れた方がいいかもしれない。
ちょうどモンスターのいない安全地帯のような場所が近くにある。そこに行こう
 
「シリカ、少し休もうか。ぶっ通しで来たから疲れたろう」
 
「あたしはまだいけますよ。戦闘は殆どキリトさんに任せきりのようなものですから………あたしがもうちょっと戦えたら良いんですけど」
 
そうは言うがシリカもピナとの連携を活かし戦闘に大いに貢献していると言ってもいい。
そう自分を卑下する必要はないと思うだけどな………それに、シリカがここ最近頑張っているのも知っている。まだ大雑把なところはあるが………そこは俺がフォローしながら直していこう
 
「でも、これからのことを考えると休憩はしておいた方がいいだろ。ちょうど近くに休める場所があるみたいだし」
 
俺は安全地帯を顎で指す
 
「わかりました」
 
笑顔で頷くシリカを確認して安全地帯へ向けて足を進める。
そろそろアスナや他の皆は起きただろうか。
エギルの奴、アスナに俺がいない理由をきちんと説明してくれているといいけど………クライン辺りがおふざけでややこしい方向に話を進めてそうで怖いな。
 
そんな予想に若干微笑ましく思い………いや、全然微笑ましくないな。
少し顔を青くするそんな俺の索敵にいきなり複数の反応が現れた。
 
「っ!?シリカッ!」
「へ?………きゃぁぁぁ!?」
 
急いで振り向くとシリカの真後ろにはちょうど振り上げた腕をシリカに向け振り下ろそうとしている人型をした木のモンスターがいた。その他にも左右にそれぞれ一体ずつ、キノコみたいなモンスターを引き連れている
 
安全地帯に近付いた途端これかよ………!
 
シリカを引き寄せる。人型の木のモンスター………《ウィズダムトレント》はさっきまでシリカのいた場所に腕を振り下ろす。シリカの前に出てトレントを攻撃し俺がタゲを取る。ついでに周りのキノコみたいなモンスター………《ファナティック・ファンガイ》と読めばいいのだろうか?そいつの
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