暁 〜小説投稿サイト〜
妖精の尻尾所属の戦闘民族(旧)
楽園の塔編
第23話 新たなチームの結成
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てるぜ」

新事実を知ったエルザに対してラクサスはニヤァという言葉が音に出るほどの勝ち誇ったような笑みを顔に出す。

そのラクサスの表情を見てエルザはイラッとするもののそれを置いといて今重要とされる話をレッドから聞き出す。

「レッドさん…ミストガンと組んでいたのか!?何時だ!!?」

「…1年前?だな」




「ミストガン!?」

「おい、レッドのヤツ…ミストガンとチームを組んでいたのか!?

「え!?ミストガンってあの謎の…」

「…ん?」

いつの間にか他の者達が聞き耳を立てていたのか、彼らがまだ知らない謎が多いと噂のS級魔道士、ミストガンの名前を口から出していた。
驚愕が大きいのか、話をしていたレッドも周りに気づいたが。

普段なら気づく筈なのだが、食事と会話で気を抜けていたのか周りの状況に気づかなかったみたいだ。

「S級の二人がチームね…エルザ達に続いての最強チーム結成ね」

カウンターに居るミラの呟きに近くに居たルーシィはザワザワ、とした。
それと同じく、他の者達もだが。

「エルザもチームを?」

「…ナツとグレイにルーシィ、それにハッピーと共に一回仕事に行ってな、それで一時期チームを結成していた」

レッドが帰ってくる前、ララバイの事件でエルザはナツとグレイに協力を申し出て、更に監視役としてルーシィとハッピーも含まれた。ミラに言われて。

だが、それは最強と言っても過言ではないだろう。

フィオーレで名を広がり、周りを破壊することが多くも実力の高い火の滅竜魔道士、ナツ・ドラグニル。ナツの相棒で空中では負け無しの猫魔道士(?)、ハッピー。


そのナツに劣らず、互角の実力を持ってる氷の造形魔道士、グレイ・フルバスター。

そして、星霊に協力を求め、今まだ発展中とはいえ、アクエリアスや強力な星霊を友にしている星霊魔道士、ルーシィ・ハートフィリア。

その3人よりも強く、そしてS級魔道士として不足はない妖精女王(ティターニア)、エルザ・スカーレット。

この4人に1匹による、妖精の尻尾(フェアリーテイル)として最強チームなのは間違いないだろう。

「…そんなことがあったのか」

エルザから聞かされた話を聞いて納得したのか、レッドは感心したような声でそう呟く。

「…そうだ、ナツ、グレイ。そしてハッピーにルーシィ。提案があるんだ」

「「「「え?」」」」

「本当ならレッドさんも誘おうと思ったが…できないのなら仕方ない」

突然自分たちに声をかけてきたエルザに呼ばれた3人の1匹は疑問の声を上げる。
特にエルザが見てない隙からどうレッドに勝負をぶっかけようとしたナ
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