ヌードが描けないなら、美大はあきらめなさい。
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うになった。
(ポーズを変えるときにチラチラ見えてしまう秘部にも、すっかり慣れてしまっていたみたい)
作品も、もう合格間違いなしのレベルとなった。
私の役目も終わりらしい。
▼▼
合格のご褒美に家庭教師が体を開く──なんて設定はB級だと思うけど、私も前祝いをしたくなった。
最後は、オーソドックスな立ちポーズだった。
これでガウンを着て体を隠せば、仕事は終わり。
でも──
「30分延長」。
私は一方的に宣言して、脱いだガウンの下に隠していた純白コットンのショーツを穿き、彼のベッドに上がった。
ポーズは四つんばい──。
確か4日目に床の上でとったポーズだった。
その時はもちろん全裸だったが、少年は普通に私の秘部を見た。
▼
今、少年の手にコンテはない。
その左手は乳房を触り、右手はヒップラインを撫で回している。
私はされるがままに任せ、小さくあえいで、少年の行為に肯定のサインを送った。
「もう、脱がせて」
一線を越える瞬間だった。さんざん見られた全裸に戻るだけと言えばそれまでだが、
裸体コンプレックスを少年が克服できたことの証明となるのだ。
決心したのか、意外なほどスムーズにおろされたショーツ。
しかし、少年が息を飲む気配とともに白布の降下は止まった。
そこに女性器があることを「思い出した」らしい。
「いやっ」
本心から叫んだ。
私は、なかば無意識に自分でショーツを足から抜いた。
▼
秘裂をさらしたままで、処女ではないことを告知した。
初めての相手がそれでもいいのかと確認したのだ。
返事の代わりに、彼は服を脱ぎ始めた。
▼▼
「ああ、あっ、ああ、ああ」
私は四つんばいで待っていたが、全裸になった彼は、私の体勢を正常位に変えた。
胸から責めてくるのは男の本能か。自在に変形し、痛みと快感を受け入れる乳房。
「ああ、ああ、あー、……い、痛い……」
素早い反応で変わるソフトな愛撫に変わる。
ただし、右の丘を責める左手だけが残り──右手は下にあてがわれた。
「あん、ああん、いやっ」
数日前まで、裸体コンプレックスの純情少年だったというのが嘘としか思えない。
女性の裸の正しい使い方を思い出したかのように、完全に主導権を握っていた。
内部を指にかき回され、頭が真っ白になる。
できることは、あえぐことだけだった。
「う、う、う、あっ、あん、あん、ああー」
ついに、脚を掴まれ、開かれる時がきた。
男というものは、抱きあったままで挿入できないのか。
挿入のための形にされた瞬間、全裸であることに羞恥がよぎるのだ。
しかし、その羞恥はあっという間に快感に変貌するのだが。
「ああーー」
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