暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2119話
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になる。
 また、ダイクン派の重鎮という意味でもラルは強い影響力もあるのだから、ラルには誰か付けておきたいというのが正直なところだ。
 誰か、ラルと一緒に活動出来る奴を呼ぶか?
 ぶっちゃけ、UC世界の人間相手なら量産型Wでも何とか出来ると思うんだが、ヘルメットを被っていなければならないというのはな。
 五飛は……まだ実力不足だし、ムラタ辺りでも……駄目だな。日本刀がなくてもムラタは戦えるが、本人が日本刀に対して強い拘りを持っている。
 となると、ネギま世界……ああ、円と美砂を呼ぶか。
 また女が増えるとか言われそうだけど、生身でも十分以上の強さを持っていて、ある程度余裕があるメンバーとなれば、円と美砂だ。
 建国宣言が行われれば、円と美砂はシロガネとかのオペレーターとして働く事にはなるんだが。

「凛、円と美砂をこっちに連れて来て、ラルとかセイラの護衛にしたいと思うんだけど、どう思う?」
「あの2人を? ……まぁ、今は特に何か忙しい訳でもないし、いいんじゃないかしら。けど、同じ女という事でセイラはいいけど、ラルの方は納得すると思う? 傍から見たら、愛人を侍らせているヒモに見えるわよ?」

 その凛の言葉に、思わず納得してしまう。
 実際、俺がこのエデンに来るまでは、ラルはずっとこの店で酒を飲んでいたのだ。
 ラルも生活する上では当然金を稼ぐ必要があり……ラル家の財産が残っていたのか、もしくはハモンのヒモしていたのかは分からないが、何となく後者のイメージが強い。
 とはいえ、ラルはプライドが高い以上、ヒモという職業――と表現してもいいのかどうかは微妙だが――で満足しているとは思っていないが。

「ちょっと待って下さい。ラル大尉はともかく、姫様の護衛は私が……」
「無理だろ。いや、ルルーを馬鹿にしてる訳じゃなくて、そもそもこの世界の人間とシャドウミラーの人間だと、どうしても基本的な部分で強さが違ってくる。この前ホワイトスターに行った時、シャドウミラーの実力を……いや見る機会がなかったのか」

 考えてみれば、セイラも俺の記憶でシャドウミラーの面々が生身でどれくらい戦えるのかというのは分かっていても、実際に自分の目で確認した事はなかったか。
 と、そこまで考え……酒場で紅茶を楽しむという、奇妙な真似をしている凛に視線を向ける。

「凛がガンドを撃った光景は見た事があったよな?」
「……ええ、それはまぁ」

 気軽に使えるからか、凛は頭にくるとガンドを撃つ事が多かったりする。
 もっとも、撃つ相手は選んでいるので、大抵その被害者は俺なんだが。

「シャドウミラーのメンバーは、あのガンドを生身でどうにかする事が出来るし、この世界の軍人ならそれこそ数十人が完全武装して向かってきても、どうにか出来るだけの実力があ
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