進軍〜自由惑星同盟〜
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怒られるから嫌なんじゃないか」
「これでも十分すぎるほど優しくしているはずだが。仏のワイドボーンと呼んでもらいたいくらいだ」
「明王のような気がするが。ま、いいさ――彼ばかりに働かせるのもかわいそうだ。少しばかり働こう」
「貴様は貴様でもっと働け、だから無駄飯食いとかいわれるのだ」
ワイドボーンの怒りの矛先がヤンに向けられ、ヤンは困ったように頭をかいた。
「何だい、それは」
「自分の噂くらい把握しておけ。まったく、俺の周りの奴らはどいつもこいつも」
「事実を、訂正しても仕方がない」
「この大馬鹿野郎」
ワイドボーンの怒声が、艦内に響いた。
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