第6話
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なくなってる。
もしかしたら好感度が上がったのかもしれない。
ちょっとこっそりルーペで覗いてみよう。
『?268』
好感度268か……
先刻が?246だったから、この短い間に22上昇したことになる。
……ダメだ、全然参考にならねー!
振り幅が大きいのか小さいのかも判らないし、上限が判らないから判断基準も判らない。
好感度300がMAXだったら振り幅は大きいけど、500がMAXならそれ程でもない。
もしかしたら1000がMAXかもしれないし、下手すると10000がMAXかもしれない。
そうなると22の上昇も大したことない数値になる。
ウチのドラ○もんは殊の外役に立たない。あの青狸とチェンジしてもらいたい!
「さぁて……それじゃぁ私は行くわね。もっと生徒と交流を深めたいけど、食品が傷んじゃうから帰らないと」
「あ、買い物の邪魔をしちゃってゴメンなさい」
「ふふふっ良いのよ別に。それよりも余り羽目を外して問題を起こさないでね。先刻蔵原君も見かけたけど、女の子をナンパしてたから、君も似た様なことをしてトラブルに巻き込まれない様にね」
「き、気を付けます……」
蔵原もこの付近に居たのか……ってか、何やってんだよアイツは!?
巨大三毛猫こと小林先生を見送り蔵原が居るかもしれない人混みの方に目を向ける。
目を向けた所で奴を見付けられるとは思ってなかったが、まさか簡単に発見出来るとは予想だにしなかった!
声をかけようと近付いたのだが……
本当に女の子をナンパしてたらしく、仲良さげに手を繋いで裏路地へと入って行く。
女の子の方……何処かで見たことある様な気がする。
蔵原の彼女候補……幸さんではない。
誰だったっけなぁ……
誰だったか思い出せない俺は、思い出す為に蔵原と女の子の後をコッソリ追う。
別に見られても問題無いのだろうけど、何故だか俺は物陰に姿を隠しながら二人を尾行している。
ある程度尾行してると、二人は独特の雰囲気を醸し出してる建物に入ろうとしていた……うん、ラ○ホテルだね。
俺個人は利用したことないけど、『休憩』と『宿泊』の二種類の料金を大きく表示してるなんてラブ○テル以外ないだろう。
……って言うかアイツ本当に何やってるの!?
「大神君……何やってるの?」
物陰に隠れクラスメートの尾行をしてたら、突然後ろから話し掛けられた!
俺は驚き後ろを振り返る。
そこに居たのは……
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