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魔法少女リリカルなのは〜無限の可能性〜
第5章:幽世と魔導師
閑話14「足掻き続けて」
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故に、反応が遅れてしまう。

「しまっ……!」

 守護者が優輝へと肉薄する。
 それに対し、誰もが助けに動こうとした。
 しかし、距離から考えてどうしても間に合いそうにはない。
 瞬間的な速さを出せる奏も反応が遅れたために間に合わず、転移で間に合うはずの司は魔力が尽きて転移が出来ない。















   ―――全員が、優輝の無事を諦めようとしていた。




















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