ターン92 鉄砲水と遊戯の王
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て笑うのみの三沢と、それを見て笑う他の皆。結局明菜さんには逃げ切られたらしい葵ちゃんが息を荒げながら帰ってきて、みんなして笑っている絵面に眉をひそめる。
うん、悪くない。確かにこのアカデミアに入学してからは色々あったけれど、なんだかんだいっても最後にはこうやって笑って卒業することができるなら……それは、悪くない。ちょっと唇をほころばせて、なんとなく窓の外に視線を向ける。どこまでも広がる彼女の髪のように青い空の奥で、現も少し微笑んだ気がした。
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