第五幕その八
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薔薇が好きみたいだね」
オシツオサレツは王子も薔薇も見ています、その二つの頭で。
「前もそう言ってたかな」
「そういえばね」
「好きだからお家を薔薇で満たして」
最後に言ったのはジップでした。
「先生にも分けてくれたのかな」
「うん、大好きだよ」
実際にとです、王子は動物の皆に答えました。
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