27ナタリア襲来
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浮気男でダメ男に暴力で支配され、良いように使われて寒空でも酒買いに行かされて、夜の仕事をさせられて、下手すれば体まで売って貢がされる人生がスタートしてしまう。
「昨日会った時から綺麗な人だと思ってたんだ」
「言うな、それ以上何も言うなっ」
ナタリアやセラのように、ダメ男に尽くすことによって、共依存で生きていく依存症女と違い、独立した思考を持っているはずのリズなのだが、ホムンクルス脳で絶対服従回路が有り、指定された主人、アイリやキリツグには反抗する事ができない。
血は繋がっていないが養子であるシローにも強制力があり、キリツグ経由で命令されてしまうと、リズは逆らえない。
アイリからはママの壁、メイドの壁、妹の壁、その下の存在だとされたシローだが、そのアイリが既にシローの下僕で、胃袋もコブクロも掴まれているドレイ。
目を泳がせてナタリアとセラを見ると、両方共デロンデロンに溶けてしまって、女脳が幸せいっぱいのお花畑世界の固有結界を開いて、雛見沢症候群レベル5発症中。
二人の今後の愛の世界を見て、現実世界なんか何も見ちゃあいなかった。
そこでリズの現在の主人で所有者である、キリツグからも指令が来た。
「リズ、君の所有権を士郎に託す。今後、君は一生士郎の子供を産んで育てて、子供と士郎の世話をするんだ」
「ああああああああっ!」
リズの中からもガビーンと音が鳴って、所有者の名義変更と運命の乗り換えが行われた。
あとは一緒に寝て、シローきゅんから実印押されて書類提出すると、新所有者は士郎になる。
「俺と契約してママになってよ」
ナメクジみたいな顔して泣いて、目と鼻と口から水分垂れ流しているリズも、特権命令で子宮と卵巣に指令が来て「シローの子供産め」「排卵開始」「今すぐ一緒に寝て、シローキュンを子宮までご案内」「避妊禁止だいしゅきホールド外出し禁止」の命令が出たので、記憶の整合性だとか世間体とか色々な制約や理屈は強引にそちらに合わせてしまい、記憶まで書き換えて、世間の価値観でも言葉の意味でも全部書き換えてシローきゅんとの愛に無理矢理にでも適応させる。
この場合、母の愛なので士郎が浮気野郎でも無職でも殺人鬼でも母の愛は揺るがない。恋愛脳になって母の愛でヌメヌメのヌルヌルの思考回路。
自分が「ママ」なので、将来イリヤを奥さん貰おうがアンジェリカ人形がどうしようが、義母ルヴィアとか向こうの世界のリンとルヴィアが何を晒そうが、ソッチの方がムチュコタンを奪いに来る泥棒猫で、「浮気」である。
浮気相手がシローに何かしようものなら、母の愛で全員井戸の底に放り込んで始末できる。
リズさん即堕ち完堕ちママ堕ちして、闇落ちも準備オッケー、後は一緒に寝て快楽堕ちして妊娠出産すれば、一生士郎と子どもたちの愛のドレイである。
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