27ナタリア襲来
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る、ガビーンと鳴る聖杯の反響音と似たような物である。
「好きいっ!」
若い士郎二人と一成には何が起こったのか一切理解できなかったが、ナタリアは切嗣の暴力と涙に即堕ちして闇落ちして快楽堕ちして、号泣している切嗣を抱きしめて、涙を舌で拭ってエロい顔でキスまでしてしまった。
「「「ハア?」」」
士郎、一成には理解できなかったが、周囲のオッサンからは「こいつ、なかなかヤルやんけ」とニヨニヨされ、熱いラブシーンを生暖かい目で見られてしまった。
ナタリアさん、一瞬で補完されて即堕ち姉堕ちママ堕ち完了。
切嗣から士郎にも、ハンドサインで「セラを堕としてみろ、もう一人の士郎もリズをメスブタに堕とせ」と指令が来てしまった。
マイアは切嗣のメスブタとして既に堕ちているので、まだ新品のホムンクルスを下僕で奴婢として「利用」するように指示された。
「ルヴィアさんの家を爆破したのはシローですね?」
旧衛宮家での話題は、若かりし頃の切嗣の中二病時代を笑っていたが、ルヴィア邸での話題は言峰シロー神父の超中二病設定だった。
「いや、あれは背中に乗ったままの瀧子が……」
まず選択肢と回答を間違えた士郎。
前時代的だが、左門豊作が女をシバくと改心して不良を辞め、善良な奥さんになろうとする、な〜んて話はありえないのだが、一部ナタリアとかセラには有効である。リズは不可。
「昨日、クロエと一緒に寝ましたね? 一体何をしたんですかっ、ついにあなたと言う人はっ?」
またセラに胸ぐらをつかまれて、異世界士郎のように往復ビンタを食らいそうになった、この世界の士郎。
「ヤ、レ」
またハンドサインが切嗣から出て、親指を下に向けて「KILL」の指令が来た。
ぶん殴られそうだった士郎は、訳も分からず切嗣の指示に従った。
「セラのバカッ!」
結構子供の頃からお世話になって、自分で料理を覚えるまでは家庭料理と言えばセラ、繕い物でも体操服の名前付けも下着や靴に名前を書いてくれたのもセラ、授業参観でも運動会のお弁当でも学校の合格発表でも制服の試着サイズ合わせでもお母さんと言えばセラ、一緒にお風呂とかもして、初オナニーのオカズもセラ、その後のオカズも初恋の相手もセラだった士郎キュンも、切嗣と同じようにセラをシバいた。
「シロー?」
ここで選択肢とか返答を間違うと、転身されて礼装したホムンクルス用の武器で処刑される。
クロエに手出ししてしまったので、問答無用でリズと一緒にちょん切られる。
「セラは俺の「お母さん」なのにっ、ずっと俺の世話をしてくれて、分からないことは何でも教えてくれて、ずっと俺の「ママ」だったのに、他の奴に取られるのが嫌だったんだっ、うわあああああああっ!」
セラも自分の頬を押さえて「子供の頃から面倒を見てきた男の子」をガン見しな
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