第22話 仲間
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とをしたまでです。
アイコンタクトを取った後、レッドはニッと笑みを浮かべるだけ。
今日久しぶりに家に帰ったら、ジェラールの飯が食べたい等思いながら。
「――レッド」
「ん?」
「…おっ」
突然名前を呼ばれたレッドはそちらに振り向く。ラクサスは察し、少しだけ距離をとってみる。
振り向いた先に居たのは、ミラだった。
前と会った時は変わらず、笑顔でレッドを見つめるミラ。
「――おかえりなさい」
たった一言。だが、それだけでいい。
彼が帰ってくるときに、必ず言いたかった言葉の一つなのだから。
レッドは彼女の出迎えの言葉を聞いて答えるのだった
「――ただいま」
「あっ、私も言おうとしたのに…遅れてしまった…!」
「おい、エルザはどうしたんだ?」
「察してやれ」
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