295部分:第二十一話 見てしまったものその十二
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いながらにやりと笑ってみせた。
「あの急所を狙うから」
「こいつだけは敵にしたくないな」
「そうだな」
陽太郎は狭山のその言葉に頷いた。少し真剣になった顔でだ。
「半端じゃねえからな」
「全くだ」
「けれど味方にしたらね」
「はい」
月美が津島のその言葉に頷く。
「愛ちゃんにはいつも助けてもらってますから」
「味方の時は任せて」
椎名は再び笑顔を見せる。
「そういうことだから」
こんな話をしてまた作業に戻ってだ。文化祭当日になるのであった。
第二十一話 完
2010・9・17
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