暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
マザーズ・ロザリオ編
第263話 文化祭V 楽しい? お化け屋敷
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最後は、リュウキの右ストレートがカウンター気味に頬にHIT。今日一番の『どぉぉぉんっ!』と言う擬音が大きく2人の頭上に表示されて……、ヤンキー幽霊は大の字に倒れた。
『へ、へへ…… なかなか、いいパンチ、してんじゃねーか。おめーがもうちょっと来るのが早かったら、、良いダチになれたかもしんねぇよなぁ……』
「あー、いや……。うん。そうだな」
正直『ダチ? ……断る』と返そうとしたリュウキだったのだが、一応空気を読む事は出来た様だった。
『へ、へへ…… チクショウ 夕日が、眩しいぜ―――……』
と言い残してバックにいつの間にか登っていた夕日の光を浴びて、ヤンキー幽霊は消滅した。
そんな時に、レイナのスマホに着信があった様で光った。
それをスピーカーモードにしたうえで出てみると。
『成る程です。素手の対決…… つまり VR世界で言えば体術スキルの取得イベント等で使われるのと同じですね?』
聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「ふぇ……? ユイ、ちゃん??」
『はい。レイナお姉さん。リュウキお兄さんに、それにママからも頼まれました。私もお姉さんの事、しっかりフォローしていきますから、安心してくださいね?』
ファイト! と言っているかの様なユイの声が響く。
レイナの持つプローブからユイも現実世界の映像がハッキリ見える為、どういう感じになっているのかが分かるのだ。因みに、今はランとユウキは外に出ていた。ユウキは兎も角、ランはお化け屋敷苦手だった様で、サクサク進んでいく(お化け屋敷に入る)のはちょっとまだ無理だったとの事、である。
レイナはユイに励まされてしまっては 蹲るだけじゃ駄目、しっかりとやらなければならないだろう。とまた頑張った。頑張って歩きに歩く。AR仕様だから、限られたスペースしかない教室内も凄く広く感じられる。
そんな広いお化け屋敷で レイナが幽霊に憑りつかれたり、逆に落ち込んでいる幽霊のお願いを聞いてあげたり、暴漢幽霊に襲われている先生幽霊を助けたりと、色々と頑張りに頑張って、最後は全校集会? と言う面目で沢山の幽霊たちに囲まれて、学園校歌を歌って終了したのだった。
予想以上にお化け屋敷を楽しんだ様で、あっという間に時間が経っていて 文化祭終了の時間だった。
リズに色々とからかわれたけれど、返事を返すのも億劫になってるのがアスナとレイナ。
「うぅ…… お化けやだ……」
「お疲れさまだよ……レイ」
確かに面白おかしいコミカルなお化けたちに大歓迎されたんだけど、それでも耐性が極端に低い2人には大ダメージだった様で、その後の片づけの際に支障を来して
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