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ソードアート・オンライン〜Another story〜
マザーズ・ロザリオ編
第263話 文化祭V 楽しい? お化け屋敷
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「ふ、ふぇぇぇ…… の、のろわれ、ちゃうの……? えいち、ぴー なくなったら、のろいころされちゃうの……?」
「ほらほら、落ち着いてレイナ。ただゲームオーバーって事でしょ? 賞品とかお預けになっちゃうって事」
「あ、あぅぅ……」
恐る恐る足を進めていくレイナ。
リュウキはただただ笑っていた。Sな心を刺激されたのかな? と思う様な行動を。 そっとレイナの後ろに近づいて言って、声をかけようとしたのだが、
あちら
(
・・・
)
側の出現の方が早かった。
「あ、あわわわわ……! いやーーー おばけーーー!」
「ぶっっ!?」
勢いよくバックステップ、と言うか仰け反った為、レイナの頭がリュウキの口許にHIT。鼻にでもあたってたら、鼻血が出そうな勢い。歯は大丈夫そうだ。 でもこれは、リュウキの自業自得である。
そして出てきたのは、ガイコツのお化け。……ボロボロの学ランを身に纏い、骨になってるのに、ばっちり決まってるリーゼントが特徴的なもの。恐ろしい、と言うよりは コミカルな感じがする。
『がっこーに入りたきゃ―、オレを倒してから入るんだなーー! ふんが―――!』
と言いながら襲い掛かってきた。
「ひゃあああっっ」
「武器、とかあるの??」
レイナを落ち着かせようと、抱きしめながら、それでいて対処法を求めてシノンはリュウキに訊いた。
「いや、武器は無いんだ。ここを作った人らの趣味かな?」
けほけほっ、と口許をハンカチで拭いながら説明をするリュウキ。
「ほら、不良と言うかヤンキーと言うか、少々古い世代のって感じだろう?」
「あー……確かにね」
「だから、こういう感じに、な!」
リュウキは、襲い掛かってくるヤンキー幽霊のパンチを掻い潜り、ばしっ! とその頬に一撃を入れた。ARだから、実際に当ててるのではないのだが、リュウキには感触もあり、周りにもしっかり見えている為、本当に殴った様にしか見えなかった所が凄い。
一撃受けて、敵側のHPが削られて……。
『おーおー、やるってんだなー! やってやらーーー!』
と頭に目視できる四つ角を沢山つけて、また襲い掛かってきた。
「やるって……、そっちから言ってきたし、攻めてきたんでしょ?」
「まぁ、そう言うな……。こういう仕様だから」
「これって絶対クラスの先生とかが提案したのよね……? 世代とか考えて」
はぁ、と呆れ顔のシノン。 その胸に顔を埋めてるレイナ。
そしてリュウキは戦闘開始。
ポカポカと殴り合いが始まる。
本当にコニカルで、ダメージ音、衝撃音も、ぜーんぶが言葉で可視化される。立ち込める砂煙まで
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