暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
マザーズ・ロザリオ編
第263話 文化祭V 楽しい? お化け屋敷
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ばってくるから!!』と叫びながら。
妹が頑張ってるのに、姉の自分が頑張らないでどうするのか、と一念発起だ。ここにはキリトを狙ってる疑惑の高いリズもいたりするから、レイナ同様の危機感も生まれた模様。
次は自分達の番だ、と言う事でキリト達も入る事にしたのだった。
因みにメンバーは、キリト、アスナ、リズ、シリカの四人。
男メンバーのクラインとエギルは、好き好んで野郎同士でお化け屋敷なんか……と言う事で外で待機する事になったのだった。
がらっ、とお化け屋敷の扉を潜り、受付で専用のマシンを借りる。
イヤホンタイプで、それを耳に装着し、パワースイッチを押すと……、あっという間に外観が変わった。現実ででもそれなりに装飾している扉に、妖気? の様なおどろおどろしいオーラが漂い始める。
「これがAR…… 拡張現実ってヤツなのね」
「ああ。最近では色々な所に応用もする為に、テストプレイも設けられている。例えばフィットネスジム。ただ、ルームランナーで走るだけじゃ味気ない、って事で、何かに追われている様な展開にしたりだな。……それと飲食店ででもあるぞ。外観を客に応じて変化させる。山や川、海と言った大自然の中や、果てしない宇宙空間を演出したり、とかなかな。食事面でもカロリー計算、身体データに応じたアドバイス等、幅広く展開していってるよ」
「へぇ……次世代のって感じね。主流になっていきそうな予感がこの時点でしてるわ」
「う、うぅ…… どーせならお化け屋敷〜 じゃなくって、そっち方面だけにしてくれたら良いのに………」
リュウキの説明を聞いて色々と納得するシノンと、納得はするんだけど、眼前に広がってる映像が頭から離れないレイナ。
「はは……、ほらレイナ。一番左側の扉はどうだ?」
「ふぇ……? ひだ、り?」
レイナはシノンにぴたっ、と引っ付いたまま、じっ と扉を見た。どこかコミカルな感じで、愛嬌のあるドクロ人形の頭が三つぶら下がってる扉だった。
《学校のお化け(笑)屋敷コース》 推奨年齢12歳以上。
と書かれていた。
雰囲気も他とは全然違う。
特に――
《学校の怪談―………血の惨劇コース》 推奨年齢18歳以上。
に比べたら天地の差。1度見比べただけで、レイナはぶんぶんと縦に首を振った。
「ふふ。まぁ 私達はまだ18は来てないんだし、行けるのは2つだけなんだけど……」
「あそこで! あのこーすでお願いっっ。一番易しいので!!」
「判ってる判ってる」
と言う事で、当然 レイナの希望が通り 一番優しいコースを選んだのだった。
そこでのチュートリアルが行われ バトル要素も含まれているらしく 自分達のHPも画
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