第55話
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―高速型の”神機”の登場にその場にいる全員が驚いている中リィンがアルティナ達に指示をするとアルティナ達はそれぞれ結界を展開し、サフィナとリセルに視線を向けられたセシリアアルもそれぞれ結界を展開すると神機は揚陸艇を破壊した!
「こ、これは……」
「……独立時に旧共和国軍を壊滅状態にしやがった……」
「高速飛行型の”神機”ですか……」
新たなる”神機”の登場にミハイル少佐は驚き、ランディとエルミナは厳しい表情で神機を睨んでいた。
「”神機アイオーンβU”―――新たに造られた後継機ってわけさ。」
「ま、”至宝”の力がねぇから中途半端にしか動かせねぇけどな。もう少ししたら色々と愉しませてやれると思うぜ?」
「フフ、別に交流会や演習を邪魔するつもりはないけどね。それじゃあ、今夜はこれで――――」
「―――ふざけないでよ!」
神機の事についての説明を終えたカンパネルラはマクバーンと神機と共に去ろうとしたがユウナの怒鳴り声を聞くと、リィン達同様驚いてユウナを見つめた。
「え………」
「ユウナさん……?」
「!待って、ユウナ……!それ以上聞いたら貴女が辛い事実を――――」
ユウナの突然の行動にクルトとアルティナが戸惑っている中、予知能力で既に先の未来が見えていたゲルドは心配そうな表情でユウナを制止しようとしたがユウナは無視して話を続けた。
「黙って聞いてればペラペラと………クロスベルで……あたしたちのクロスベルに来て勝手なことばかりして……!結社だの、エレボニア人が未だにクロスベルを認めようとしない挙句にそんなデカブツまで持ち出して!絶対に―――絶対に許さないんだから!」
「ユウナさん……」
「……ユウ坊。」
「…………………」
二人を睨んで叫んだユウナの様子をリセルとランディが心配そうな表情で見つめている中オリヴァルト皇子は目を伏せて黙り込んでいた。
「クスクス……威勢のいいお嬢さんだなぁ。クロスベル出身みたいだけどどう許さないっていうのさ?お仲間に頼らないで一人で立ち向かうつもりかい?」
「お望みなら一人でもやってやるわよ!それに――――クロスベル出身はあたしだけじゃない!”特務支援課”だっているんだから!」
カンパネルラの問いかけに対してガンブレイカーを二人に向けたユウナは”特務支援課”の面々の顔を思い浮かべた。
「今は出張しているロイドさんにルファディエル警視……!ノエル先輩にダドリーさんとリーシャさん、セルゲイ課長にツァイト君だって!エリィ先輩にティオ先輩、セティ先輩にシャマーラ先輩、エリナ先輩、ここにいるランディ先輩とリィン教官、セレーネ教官だって!アンタたちみたいなフザけた連中、支援課が絶対放っておけないんだか
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